バス車両に業務用IP無線システム「ボイスパケットトランシーバー」と専用のGPSアンテナを搭載することで、位置情報を取得することができます。

バスロケーションシステムは業務用IP無線システム「ボイスパケットトランシーバー」の拡張システムです。各バス車両に「ボイスパケットトランシーバー」と「GPSアンテナ」、営業所に運行管理端末を設置することにより各車両の位置を把握することができます。位置情報は、走行時は100メートル、停車時は3分に１回定期送信いたします。位置情報だけではなく、その他情報（エンジンON/OFF、緊急信号ON/OFF、ドア開閉、マイク通話等）も把握でき、無線機として音声通話もできますので正確な現状把握ができ、的確な業務指示をだすことができます。

走行時は100メートル、停車時は3分に１回の頻度で定期送信されます。

定期送信以外にも、エンジンON/OFF、緊急信号ON/OFF、ドア開閉、音声合成の送りボタン、マイク通話などのイベント発生時にも送信を行います。

お客様とのお打合せ次第ですが、専用のWEBサイトを設けた方が便利かと思われます。

バスロケーション用のWEBサイトを用意いたします。既存のホームページから呼び出しが可能です。

ただし、コンテンツの一つとして配置すると埋もれてしまう可能性があるので、目立つようにすることをお勧めします。

スマートフォンの特性に合わせたWEBサイトもご用意いたします。お客様に直観的でわかりやすい、を実現します。

また、インバウンド旅客へのインフォメーションを充実すべく、多言語切り替えも可能です。英語・中国語（簡体・繁体）・ハングルなど。

専用のWEBサイトにて調べることが出来ます。

50音検索、地図上で時刻表を調べたいバス停を指定するだけです。もちろんスマートフォンでも調べることができます。

【ダイヤ作成担当者のメリット】

運行実績から、渋滞が多い時間帯や渋滞が少ない時間帯の所要時間など、分析・統計が可能です。

系統単位やダイヤ単位で早発・遅延状況などを確認できるので、効率的で実際の運行に即したダイヤ編成への活用が可能です。

【バス乗務員のメリット】

早発の可能性があることを知らせることができます。早発可能性警告は、乗務員にスターフ(運行指示書)確認を促します。

放送送り忘れ防止対策を行います。停留所を出発しても放送ボタンが押されていない場合、乗務員に放送ボタンを押すように警告します。

【バス営業所のメリット】

地図上に車両の状態をアイコン表示します。

アイコンの色による、定刻・早発・遅延・回送等の車両状態把握、地図上に運行履歴をトレースなど、お客様からの問い合わせに対応できる仕組みを用意しています。

遅延による始発バスの差し込み、故障による台車の差し込み等、早期な対策を講じることができます。

天候やイベント開催時などは道路が混雑して、時刻表通りの運行ができないことがあります。「どのバスがいつくる？いつものバスじゃなけど降車予定のバス停通る？」という情報を提供することができますのでお客様のバス停での「イライラ」を解消することができます。

スマートフォンを利用すれば地図上で出発地、到着地を選択でき、バス経路を検索することができます。旅先での予定が変わっても「検索」できるから大丈夫！